みんなでつくる龍ケ崎の新魅力プロジェクト! i Love Ryu!

「心をつなぐ和太鼓の響き」をすべての人に/鼓打魂(こだま)

公演の様子(「太鼓の衆 夢限」さんと一緒に)

和太鼓というと、盆踊りのような昔ながらのリズムを思い浮かべる方も多いでしょう。今回、お話を伺った鼓打魂(こだま)さんの和太鼓は、そのイメージを打ち砕くものでした。2019年、和太鼓が大好きな有志が集まって結成されたこのサークル。その演奏には、疾走感のある曲を思いっきり叩きたい、新しい音楽にチャレンジしたい、そんな熱い想いがあふれています。現在、お子さんを含めて約10人が所属しています。

稽古の様子(みなさん真剣に和太鼓に向き合っています)

活動は、週1回の練習と月1回のプロの先生のレッスン、地域のお祭りなど月1~2回の公演です。演奏曲は、レッスンを受けている和太鼓の先生が作曲したものだそうで、なんと楽譜はなく、お手本動画を見たり、紙にリズムを書いたりして繰り返し練習。演奏だけでなく手を振り上げるなどの振り付けもあり、それも同時に覚えるそうです。音楽が体に入ってしまえば、その後はもう何も見ずに叩けてしまうのだとか。素晴らしい!和太鼓の魅力を伺ったところ、「叩ききった後の達成感がすごい!」「演奏中がすごく楽しい!」とのこと。また、個々のレベルや成長に合わせて先生が曲を作ってくださるそうで、「今回はすごく難しい曲が来たな!」と、やりがいを感じることもあるといいます。

メンバーの方にこれからの夢を聞くと、若いお二人からは「おけ(桶太鼓の)マスター(になる)!」「しめ(締太鼓の)マスター(になる)!」との声があがりました。小さい頃から太鼓を習っているお子さんに続きご自身も太鼓を始めたというお母さまは、人生の節目で環境が変わっても、今のように一緒に活動を続けていけたらいいなと話してくれました。また、代表の齊藤さんは国際交流にも興味があり、ご自身でシェアハウスも経営されていて、月に1回程度外国人の方が和太鼓体験に訪れることもあるそう。今後は、国際交流もできる和太鼓チームとしてもっと発展させたいと語ってくれました。これからの活動がますます楽しみです。随時体験も受け付けているそうですので、ご興味のある方は扉をたたいてみてはいかがでしょうか。

太鼓マスターの夢を語ってくれたお二人(叩いているのは桶太鼓)

【しーちゃんも、叩いてみた!】

和太鼓の構えを習い、いざ鼓打魂のみなさんと一緒に演奏。自分とみなさんの叩いた太鼓の音が体の中で混ざり響き合っているような不思議な感覚がありました。私は、力まかせにバチを振り下ろして叩いたのですが、実は「力まない」ことが太鼓を打つうえで大事なことであり、それが難しいと教えてもらいました。

【DATA】
  • 団体名 :鼓打魂(こだま)
  • 練習場所:龍ケ崎西コミュニティセンター
  • 練習時間:土曜日19:00~(子どもは17:30~)
  • お問合せ:wa.taiko.kodama@gmail.com(代表 齊藤)