みんなでつくる龍ケ崎ガイドブックProject! i Love Ryu!

“Ryu旅”(りゅうたび)
ベスト3はここだ!

Ryu(龍・竜)をキーワードに、龍ケ崎市ならではの魅力を存分に楽しめる、プチ旅のプランを紹介します。歴史と未来を感じさせる「竜鉄」こと関東鉄道 竜ヶ崎線、大パノラマが堪能できる竜ヶ崎飛行場、癒やしと感動の景観・牛久沼。時間と空間を超え、異なる表情を魅せる龍ケ崎を巡ってみましょう。


市民が支える、古くて新しいRyuの鉄道

関東鉄道 竜ヶ崎線(龍ケ崎市民遺産)

走り続けて123年目を迎える市民遺産・関東鉄道 竜ヶ崎線。 “龍ケ崎・愛”にあふれる人々に支えられ、新しい歴史を作り続けています。 その中心人物ともいえる十文字義之さんにお話を伺いました。

ー関鉄のファンクラブについて教えてください。

鉄道愛好家だけではなく一般のお客様にも鉄道への親しみをもっと持っていただきたい。20年前、関東鉄道にそんな働きかけをしたことがきっかけで、関鉄レールファンCLUBは発足しました。以来、さまざまなイベントを通して鉄道の魅力を伝えてきました。イベントでの集客は一過性になりがちなので、ファンが途切れないような企画を続けています。9年前からはじめた「関鉄レールメイト」の取り組みもそのひとつ。任命したマスコットレディには、鉄道のみならず、沿線の広報なども担ってもらっています。

ー今後、竜ヶ崎線にはどんなことを期待していますか?

市民の皆さんの普段の生活が、公共交通機関を中心に動いていく。そんなことを考えるきっかけを作れたらと思っています。たとえば商業と輸送がもっと連携し、公共交通機関を貨客混載にしてみるとか、行政とも協力し積極的にノーマイカーデーを設けるとか、ですね。地域鉄道は、市民の皆さんに愛され、支えていただけるのが理想です。まずは、マイレールという意識を持ってもらうこと。そのために、さまざまな受け皿を提供していきたいと思います。竜ヶ崎線が走るまちの市民でよかった!そんな誇れる鉄道にしていきたいですね。

関東鉄道 竜ヶ崎線(竜ヶ崎駅)
DATA 龍ケ崎市米町3903-1 ☎0297-62-2152
窓口営業時間/(平日)6:00~20:00、(土・休・日)8:00~17:00。

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Ryuになって大空を飛びました!

竜ヶ崎飛行場

龍ケ崎市ならではの観光である遊覧飛行。その体験レポートをお届けします。機長(左上写真・中央)が操縦する飛行機は、セスナ社のプロペラ機。エンジン音が大きくなり、プロペラの回転数があがり、滑走路を約100km/hのスピードで進んだかと思うと、あっという間に上空へと舞い上がりました。初めに眼下に見えたのは、広大な田んぼの景色。営業部の方によれば、「夏の青々とした田園風景、秋の一面黄金色に染まった様子は、感動的です!」とのこと。時速約200km/h、高度約300mまで上昇すると、見渡す限りの大空パノラマ風景。牛久沼や霞ヶ浦、そして成田空港、筑波山。雪を被った日光男体山や富士山なども一望に。楽しく感動的な遊覧飛行。龍ケ崎市民なら、一度は体験してみてはいかが?

新中央航空(竜ヶ崎飛行場内)
DATA 龍ケ崎市半田町3177 ☎0297-62-1271  9:00〜17:00(年中無休)

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Ryuが帰るころ、沼はひときわ優しく美しくなる!

牛久沼暮色

牛久沼の夕陽の美しさが、日本でもトップクラスなのをご存じですか?ベストビューポイントは、牛久沼の東端あたりの沼の上。なぜここから見る夕陽が、そんなにも美しいのか。それは「東陸・西海」という国内でも数少ない恵まれた地形だからです。これは、セーラーたちにとっても憧れの立地条件。夕陽がいつまでも照らし続ける水面は、水難事故の防止にも役立ちます。先人たちもこの地形を愛し、夕陽に背を向ける人はいないという言葉を残しています。人々を魅了し続ける、終わらないサンセット。ここは全国、いや世界屈折の夕陽を演出する地形なのです。

全域が龍ケ崎市の牛久沼は、周囲25.5キロの細長い沼。自然が豊かで、龍ケ崎市の鳥・白鳥が優雅に泳いでいるほか、ヘラブナやブラックバス・ワカサギ・うなぎ・鯉などいろんな種類の魚釣りが楽しめます。

牛久沼の夕日スポット

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